千人の子供たちに千年の歴史を伝えて
令和7年度最後の3校の箏授業を終えて

【最初に、感想文を読んで】
箏授業後全員が寄せてくれる沢山の感想文を読むと、「大変ではあっても、もっともっと多くの学校で箏授業を行なってあげなければ」「健康を維持し、この先もずっとずっと休まず箏授業を続けていかなければ」と、菊大路の胸いっぱいに、子供たちの喜びと感動が飛び込んできます。
【中学生の感想文から】
「私は日本の昔からの歌よりも今の曲が好きです。けれど、今回の授業で昔の日本の音楽も素敵なんだなと知ることができました。ゆっくりとしたテンポで音の上がり下がりが少ない中で表現する楽器の音色の美しさ、みたいなものが少しだけわかったような気がしました。学校の授業を通して、こうやって日本の音楽を学べること、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。」
「私は箏を触ったこともないし弾いたこともなかったからとてもワクワクしていましたがいざやってみると意外と難しくて少し諦めていたけど、先生がわかりやすく説明してくれたり細かいところを教えてくださったからこそ楽しみながら弾けたと思っています。だけどもうしばらく触る機会はないから教えてくださった日に全力で楽しめばよかったなと少し後悔しています。」
【小学生の感想文から】
「思ったよりも、音が「和」みたいな音が出たので、びっくりしました。」
「今日おことをひいてこんな物があるんだなと初めてしりました。ひいてみていい気分になりました。」
「先生が「さくらさくら」をひいた時、本当にさくらがまんかいなようすがうかびました。今日をきっかけに、前以上琴が好きになりました。」
「前から興味があって、体験できると知ってすごくうれしかった。またやりたい。」
「箏の音色を知れたこともとてもうれしい。ひける箇所、ひけない箇所はあったけど、でもとても楽しかった。またやりたい。」
「今日、ことをやってとても楽しかったです。わたしはこんないいことをやれてとてもうれしいです。」
「ことの正しいひき方や正座と向きを言われたとおり意識したらとても楽しくひけました。」
うさぎ追いしかの山、小ぶな釣りしかの川
岐阜市北部は山間地である。日本人の心の中にあるふるさとの懐かしさがいっぱい漂っている。
さて、筝授業であるが、1限目の授業の前に、子供たちが、筝と立奏台の組み立てと設置を手伝ってくれた。さらに、授業終了後、片づけも手伝ってくれた。
今回は、体育館に8面をおいて筝授業を行った。子供たちの七七八七七八七ハ九ハ七ハ七六・・・の音色が、薄墨桜の満開の花びらのごとく、体育館いっぱいにたおやかに響き渡っていたのが、今でも目の前に浮かんできます。
子供たち、先生方、ありがとうございました、お疲れさまでした。
2026年2月実施 筝8面は岐阜市教育研究所で借り、先生が運搬された。
袖振り合うも他生の縁、箏授業は積み重ねの縁
この学校とは随分前からお箏の縁がありました。ただ、筝授業は無縁のままでした。全ての組織にはそれぞれの年間方針、年間目標があり、あれもこれもあらゆることを実施できるわけではありません。
そんな中で、令和7年度から筝授業も実施していただけることになり、4年生3クラスの授業を2月の該当日、1,2,3,4限目を使って初めて実施しました。筝は近くの中学校から借りたものと菊大路志野箏教室のものを使いました。
設置、後片付け等、先生方ありがとうございました、ご苦労様でした。
2026年2月実施
終わり良ければすべて良し、令和八年度も末広がりで
令和七年度最後の筝授業は、火水木金の連続4日間12コマの筝授業で締めくくりました。
ハードなスケジュールでしたが、子供たちに日本の伝統音楽、千年以上伝えられてきた箏を教える使命が、気力と体力を支えてくれます。
この学校は、隔年で箏授業を実施します。1年生と2年生が対象です。よって2学年6クラスの12コマの箏授業という事になりました。
どの学校でもそうですが、箏授業が終わった後、名残惜しそうにまだ弾く子や、「先生、来年も筝弾けますか」と聞いてきたりする子がいますが、学校の都合で、できる学校とできない学校があるのは、致し方ないことでしょう。
設置、後片付け等、先生方ありがとうございました、ご苦労様でした。
2026年3月実施
【令和7年度の箏授業は、隔年実施の学校も加わり、児童・生徒の人数は1220名になりました。】
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